「智に働けば角が立つ」
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
ちにはたらけばかどがたつ。じょうにさおさせばながされる。いじをとおせばきゅうくつだ。とかくにひとのよはすみにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越(こ)す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て(くつろげて)、束の間(つかのま)の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
『草枕』の冒頭 夏目漱石
1906年発表というから、2016-1906=110年。一世紀以上前。
古い話だが、なにやらひとごとじゃない。ただごとでもない・・・。
しょっぱなのしょっぱな、「智に働けば角が立つ」が意味するものは??
そして、それに続く二つのフレーズ??
・・・『猫』の余波??
漱石は、はたしてなにを感じたのか・・・??
「芸術論」の背後。 突如、らしくもないジャンルに迷い込む・・・
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
ちにはたらけばかどがたつ。じょうにさおさせばながされる。いじをとおせばきゅうくつだ。とかくにひとのよはすみにくい。
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越(こ)す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て(くつろげて)、束の間(つかのま)の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。
『草枕』の冒頭 夏目漱石
1906年発表というから、2016-1906=110年。一世紀以上前。
古い話だが、なにやらひとごとじゃない。ただごとでもない・・・。
しょっぱなのしょっぱな、「智に働けば角が立つ」が意味するものは??
そして、それに続く二つのフレーズ??
・・・『猫』の余波??
漱石は、はたしてなにを感じたのか・・・??
「芸術論」の背後。 突如、らしくもないジャンルに迷い込む・・・
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